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2023.06.08

芸術系大学ギャラリー担当者座談会2「大学収蔵品の展示活用」を開催します

2022年3月に開催した「芸術系大学ギャラリー担当者座談会」の様子


2022年2月にギャラリーTerra-Sが開館してから、1年3ヶ月が経ちました。この間、Terra-Sでは、通算26本の展覧会を開催し、約17,000人の方々にご来場いただきました。(2023年5月末時点)

ギャラリーTerra-Sでは年間をとおして、在学生や卒業生、教職員が利用する「申請展」、卒展や木野祭など、大学行事に関わる展示のほか、本学所蔵の収蔵品を活用した展覧会や活躍するアーティストを招いたグループ展などの「企画展」を行っています。

2022年度の企画展は、大学の収蔵作品を現代アーティストの作品とともに現代的な切り口で紹介した「ギャラリーリニューアル記念展『越境―収蔵作品とゲストアーティストがひらく視座』」と国内外で活躍する卒業生及び教員のアーティストを「いきもの」をテーマに紹介した「Seika Artist File#1『ゆらめくいきものたち』」の2本を開催しました。なかでも「越境」展では、多くの関係者の協力を得て、長らく展示をしていなかった収蔵作品の修復やスライド作品のデジタル化を行い、作品をお披露目することができ、多くの反響を得ました。

今後もギャラリーTerra-Sで収蔵作品を活用した企画展実施の可能性を模索するため、他大学の収蔵品を活用した展覧会の取り組みについて調査すべく、昨年3月に実施した近隣の芸術系大学のギャラリー担当者をお招きした「芸術系大学ギャラリー担当者座談会」の第二弾を開催します。今回は、主に各大学の収蔵品を活用した企画展の取り組みについて、その成果や課題についてご紹介いただきます。ギャラリーTerra-Sを含め、各ギャラリーの取り組みをお話しいただいた後、座談会を行います。

各大学の収蔵作品に関わる取り組みや収蔵作品とアーティストのコラボレーションに関心のある方、Terra-Sや各施設の活動にご関心のある方など、ぜひお気軽にご参加ください。

芸術系大学ギャラリー担当者座談会2「大学収蔵品の展示活用」
日時|2023年7月8日(土)14:00-16:00 (開場13:30〜/終了後、雑談会〜16:30)
会場|京都精華大学明窓館4Fラーニングコモンズ
ゲスト|
田中真吾(美術作家、成安造形大学【キャンパスが美術館】学芸員)
藤田瑞穂(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAチーフキュレーター/プログラムディレクター)
前川志織(京都芸術大学専任講師)
梶原誠太郎(京都芸術大学芸術館学芸員)
司会進行|伊藤まゆみ(本学特任講師/京都精華大学ギャラリーTerra-Sキュレーター)
定員|30名(要事前予約・先着順)
主催|伊藤まゆみ(京都精華大学展示コミュニケーションセンター)
申込方法|申込フォームからお申し込みください。

スケジュール|
[一部]
14:00-14:30  「ギャラリーTerra-Sのリニューアルオープンについて(仮)」 京都精華大学ギャラリーTerra-S 伊藤まゆみ
[二部]
14:30-14:50  「芸術資源の『創造的』活用のために」 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 藤田瑞穂氏
14:50-15:10  「『学園美術品』の管理の現状と芸術館のあり方をめぐって(仮)」 京都芸術大学芸術館 前川志織氏、梶原誠太郎氏
15:10-15:30  「京都成安学園収蔵資料の活用について」 成安造形大学【キャンパスが美術館】 田中真吾氏
[三部]
15:30-16:00  座談会 (終了後、16:30まで雑談会)

詳細| https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/program/program230708/

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