プログラムPROGRAMS

アートをやる3

2023.10.12

[座談会&相談会]
オルタナティヴ・スペースに聞く「表現の力で場をつくること」

日時

2023年10月12日(木)16:30~18:30

会場

キャリアパーク(京都精華大学明窓館1階グローバルカフェ横)

対象

京都精華大学の学生・卒業生・教職員・一般の方 (定員50名程度 要申込)

主催

京都精華大学展示コミュニケーションセンター

チラシダウンロード(PDF)

概要

卒業後に作品制作をどのように続けていくか悩んでいませんか? 表現活動の意味を考えて迷ったりすることはありませんか?
本イベント「アートをやる3」では、京都でオルタナティヴ・スペースに携わるゲストと作品制作や表現活動の悩みや迷いを共有し、一緒に考える座談会&相談会をおこないます。
オルタナティヴ・スペースとは、美術館でもギャラリーでもない、既存の枠組みにとらわれない活動を行う自立したアートスペースで、その特徴は自由な表現活動の場であることやコミュニティを育む場であること、地域社会に関わることなどです。活動の内容は共同アトリエや作品展示、ショップ、イベント、アーティスト・イン・レジデンスなど様々です。
相談会では3名のゲストがみなさんの質問や相談を受けて話し合い、座談会ではゲストによるこれまでの活動紹介とこれからの活動についてディスカッションをおこないます。
本イベントを通して「表現の力」を社会で活かすための動機付けやヒントを得られる機会にします。

ゲスト・モデレーター

川良謙太(VOU/棒オーナー)
鮫島ゆい(アーティスト、GURAスタジオメンバー)
𫞎タカ(メトロポリタン福寿創、スタジオ・ツキミソウ 運営)

モデレーター:齋藤雅宏(京都精華大学ギャラリーTerra-S 展示コーディネーター)

ゲストプロフィール・スペース紹介

川良謙太(VOU/棒オーナー)
1987年京都府生まれ。2010年京都精華大学デザイン学部デジタルクリエイションコース卒業。卒業後、京都精華大学のサテライトスペース「kara-S」の運営・プロデュースを行う。2015年5月に自身のスペース「VOU/棒」をオープン。展示の企画運営やアーティストグッズのセレクト、オリジナルプロダクトのプロデュースなどを行う。

VOU/棒 [京都市下京区筋屋町137]
2015年京町家を改装し開業。2019年に元印刷所の3階建のビルに移転。1階の展示スペースでは企画展を開催、2階のショップスペースではアーティストの作品やZINE、陶器、VOUオリジナルプロダクトなどを販売、3階のイベントスペースではポップアップなどを展開している。ビル全体がアートコミュニティのプラットフォームであり、新しい表現が生まれる場を目指している。

http://voukyoto.com/
Instagram: @voukyoto

鮫島ゆい(アーティスト、GURAスタジオメンバー)
1988年京都府生まれ。2010年京都精華大学芸術学部版画専攻卒業。「みえるものとみえざるものをつなぐこと」をテーマに、絵画表現を中心とした美術作品の制作、発表を行う。2015年より共同アトリエ「GURAスタジオ」のメンバー。主な個展に「The Beats of Ghosts」(NADiff a/p/a/r/t、東京、2023)、グループ展に「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 5 『引き寄せられた気配』」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2023)がある。「NONIO ART WAVE AWARD 2021」(主催:ライオン株式会社)にて、グランプリ、NONIO賞を受賞。

《The Beats of Ghosts》
2023
Oil and Acrylic on canvas, Panel
1500×850mm
https://yuisamejima.com/

GURAスタジオ [京都市伏見区両替町15-141]
2009年に元酒蔵の建物を改修した共同アトリエ。設立メンバー自身が改修をおこなった。以降、メンバーの入れ替わりを重ね、現在は7名のアーティストが入居しており、それぞれ絵画やインスタレーション、漆などさまざまな素材で制作をしている。2020年にスタジオ内に展示スペースを設け、定期的にオープンスタジオや展覧会を開催している。

Instagram: @gura_studio
Twitter: @gura_kyoto

髙𫞎タカ(メトロポリタン福寿創、スタジオ・ツキミソウ 運営)
京都市生まれ。地方公務員の事務員からクラブ・メトロの開店年に店長へ転身。その後、興味があった古民家再生に独自の視点と思考で携わり、アーティスト支援のためにメトロポリタン福寿創とスタジオ・ツキミソウを運営するという現在の活動形態に至る。
アーティスト・イン・レジデンスプログラムを通じて日本の伝統的な生活を体験し、生活習慣の基盤を理解してもらうことで、今までにないインスピレーションを得て新しい表現が生まれる文化的循環を狙う。

メトロポリタン福寿創 [京都市左京区岡崎南御所町18-1]
スタジオ・ツキミソウ [京都市左京区岡崎天王町76-8]
2018年にアーティスト・イン・レジデンスの活動を開始。メトロポリタン福寿創は最大3組のアーティストが滞在できる施設で、世界的アーティスト・イン・レジデンスプログラムのネットワーク「Res Artis」に参加している。スタジオ・ツキミソウは福寿創に滞在中のアーティストの制作場所であり成果発表のオープンスタジオや展覧会が行われる。2階は地元アーティストの共同アトリエとしても運営している。

メトロポリタン福寿創外観

スタジオ・ツキミソウ
https://fukujusou.net/
https://tsukimisou88.tumblr.com/

申し込み方法

下記、申し込みフォームでお申し込みください。定員に達し次第締め切ります。フォームにてゲストへの質問を事前に受け付けます。会場が決まりましたらギャラリーTerra-Sウェブサイトにてご案内します。

●申し込みフォーム
https://forms.gle/8HwNgfyqwFwQBx6X6

締切:2023年10月11日(水)まで

[お問い合わせ]
gallery@kyoto-seika.ac.jp(担当 齋藤)