展覧会Exhibitions

知覚のアモルファス

2026.12.11 - 2026.12.19

開場時間
11:00~18:00
休場日
12/13(日)
入場料
無料
会場
京都精華大学ギャラリーTerra-S
出品作家
⼤東真也、射場愛、井川彩⼦、葛本康彰、イ・ドンミン、作⽥美智⼦、武⽥虹⽻
主催
井川彩子

概要

ガラスは、熱によって姿を変え、光を透かし、反射する。透明と不透明、流動と凝固など、相反する性質をあわせ持ち、周囲の環境や見る位置によってもその表情を変化させる、現象性の高い素材です。本展では、工芸、彫刻、現代美術など異なる領域で活動する作家たちが、「ガラス」という共通の物質を軸に、作品を提示します。作家たちはそのふるまいに向き合い、時間の痕跡や記憶、光と影、日常にあるものの変容、物質と知覚の関係など、自身の関心や思考、経験を通して独自の意味を見出しています。同一の素材でありながら、ガラスはそれぞれに異なる知覚の対象となり、多彩な表現へと展開されています。
展覧会タイトルの「アモルファス」とは、規則的な結晶構造を持たない「非晶質」を意味する言葉です。本展では、こうしたガラスの特性を手がかりに、そこから生まれる知覚や解釈がひとつの形に定まることなく広がっていく、その様相を「知覚のアモルファス」と捉えます。

アーティストプロフィール

大東真也|Daito Masaya
1995 年 滋賀県出身 大阪府在住
2020 年 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻修了
大学院在学中から、大阪を拠点に制作を始める。近年の展覧会に「神戸六甲ミーツ・アート 2026 beyond」へ出展。平成30年度滋賀県次世代文化賞受賞(2018)。

 

射場愛|Iba Ai
2001 年 兵庫県出身
2024 年 京都芸術大学総合造形コース卒業
京都芸術大学石彫場技官、京都芸術センターテクニカルスタッフとして勤務したのち、神戸へ拠点を移す。主な展覧会に個展「0.9%」(ギャラリーマロニエ、京都、2023)。「京都芸術大学卒業展」美術工芸学科優秀賞(2024)。

 

井川彩子|Ikawa Saiko
1979年 大阪府出身
2002年 筑波大学芸術専門学群美術専攻彫塑コース卒業
2008 年 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス造形研究室修了
近年の展覧会に「NON GLASS and GLASS 七美×ガラ美」(石川県能登島ガラス美術館、2026)、「828.45K-Come&Go」(ソウル市
立大学赤レンガギャラリー、京都精華大学ギャラリーTerra-S、2024)。

 

葛本康彰|Kudzumoto Yasuaki
1988 年 奈良県出身
2012 年 京都教育大学教育学部卒業
2014 年 京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了
大学院在学中から京都市左京区にある北白川美術村のスタジオで制作を始める。近年の主な展覧会に「中之条ビエンナーレ2025」(群馬)など。2021年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。

 

イ・ドンミン|Lee Dongmin
2002 年 韓国ギョンギド出身
京都精華大学芸術学部造形学科立体造形専攻卒業
東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス造形研究分野修士課程在学中
主な展覧会に、「glass! glass! glass!」(東京藝術大学大学会館、2026)、「おいでよ、Home」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2025)。

 

作田美智子|Sakuta Michiko
1982 年 神奈川県出身
2005 年 女子美術大学芸術学部工芸学科ガラスコース卒業
2007 年 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス造形研究室修了
主な受賞歴として、「第9 回現代ガラス展in 山陽小野田」大賞受賞(2024)、「富山ガラス大賞展2024」銀賞受賞。

 

武田虹羽|Takeda Nijiha
2000 年 京都府出身
2024 年 京都精華大学芸術学部造形学科立体造形専攻卒業
2026年 富山市立富山ガラス造形研究所造形科卒業
現在 熱海の工房 studio iiro 所属
主な展覧会に「侵色:開始」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2023)、「PARK」(富山市ガラス美術館ギャラリー、2025)、「光のARTⅫ展」(史跡旧崇広堂、三重、2026)。

トークイベント

参加作家がそれぞれの作品を起点に、ガラスという物質をどのように捉えているのかを語ります。素材、制作、知覚をめぐり、異なる視点が交差するトークイベントです。

日時:12月12日(土)14:00~15:30
会場:ギャラリーTerra-S
※申込不要・参加無料