展覧会Exhibitions

あめつちのおもい

2024.05.10 - 2024.05.18

開場時間
11:00~18:00
休場日
5/12(日)
料金
無料
会場
京都精華大学ギャラリーTerra-S A区画
主催
吉岡幸真希×趙婧鈺

概要

大地の有難みを新たな眼差しでみつめ、生きる軸となる三才〈天〉〈地〉〈人〉、森羅万象のカタチを粘土や紙、映像などを用いて表現する。形はまばらで、浮遊感のある自然な風合いの作品を通じて、悠久なる大地の記憶を浮かび上がらせる。

アーティストプロフィール

吉岡幸真希|Yoshioka Komaki

2002年 京都市生まれ
2024年 京都精華大学芸術学部造形学科立体造形専攻4年生
主なグループ展
「CLAVE vol.2」(Cultivate Gallery、兵庫、2020 年)
「HO–和 立体造形3回生進級制作展」(妙満寺、京都、2024年)
「828.45K—Come & Go」(ソウル市立大学校赤レンガギャラリー、韓国、2024 年)

《Katabami》2023年
パフォーマンス
振付:吉岡幸真希


《回想する街》2024年
ミクストメディア

 

趙 婧鈺 | Zhao Jingyu
趙は個人的な経験と社会的な問題を交差させ、ミクストメディアの手法で表現する。社会を批評的な視点で見つめ、過去を検証することで、現在をより良く理解できると考える。作品は問題の提示だけでなく、変革を求める呼びかけや探求でもあり、芸術の形式を通じて、人々の不正義に対する関心を喚起し、社会について考えるきっかけとなることを試みる。
女性性は趙の作品において重要な役割を果たしている。女性の繊細な感情や想像力、生活上の経験に対する深い洞察によって、女性の内面的な力と強さを表現する。固定観念を打破し、社会が女性の多様性と複雑さをより尊重し理解するよう呼びかけたいと考える。作品を通じて、女性の姿がさまざまな形で表現されるが、彼女たちはどのような形であれ、独立し自己決定権を持つ個体であり、尊重されるべきであるという考えの表れである。

1996年 中国、四川省生まれ
2022年 京都精華大学芸術学部造形学科立体造形コース卒業
2024年 京都精華大学大学院芸術研究科2年生

個展
「Twenty-Two 」(上海正見芸術ギャラリー、中国、2018年)
「ダメダメ」(GALLERY METABO、京都、2023年)

グループ展
「立体造形3回生進級制作展」(妙満寺、京都、2021年)
「X人X」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2022年)
「生命の花」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2022年)
「プロジェクト企画演習2023成果展」(京都精華大学ギャラリーTerra-S、2023年)
「第77回姫路市美術展」(姫路市立美術館、2024年)


《Shell》2023年
陶土、絵の具


《過保護》2022年
保温シート、アルミホイル