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展覧会Exhibitions

ドラフト・ライブラリー in 明窓館 書を拾い、喋るでしかしッ!

2022.04.19 - 2022.04.27

開場時間
11:00~18:00
休場日
なし *4/24(日)はオープンキャンパスのため開場
入場料
無料
会場
京都精華大学ギャラリーTerra-S
主催
ドラフト・ライブラリー実行委員会

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概要

屋外のとある場所で。

片方の大きな「黒板」では、3人の話者が1つのテーマについて、それぞれが持ちよった「本」を起点に思い思いに語り、書いている。

もう片方の小さな「黒板」では、記録者がその動向を黙々と書き、描いている。

読み・語り・書き・描くことの間で、おたがいが触発しあい、からまったり、笑ったり、チョークの粉にまみれつつ、観客も一緒になって、話は思わず転がっていく。

そうして、2面の「黒板」に散らかった言葉や図像、思考の「ドラフト[草案/下絵/設計図 etc.]」を眺めて、また1つテーマを抽き出し、次回の話者たちに繋いでいく……

2021年の春頃から、芸術学部・体幹教育の教員や学生を中心に構想し、継続的に試みてきた、芸術表現をとめどない「外」へと解き放つためのプラットフォーム「ドラフト・ライブラリー」を、京都精華大学ギャラリーTerra-Sの空間の中で再構築しながら、新たに展開していきます。

ネットやデータはひとまず脇に置き、移動自由な「黒板」と「本」をつかい、風通しのよい屋外で誰もが参加できる、京都精華大学ならではのローカル・メディア。

読書のフィジカルな拡張であり、決まった形をなさない潜在的な図書館。

来たるべき世界へ向け、広い視野で、芸術表現や知の変成をうながす相互作用の場「ドラフト・ライブラリー」を創りだすプロセスを、皆さんにも共に体験していただければ幸いです。

関連イベント

明窓館のギャラリーTerra-Sと、悠々館の食堂前にて、「ドラフト・ライブラリー」を開催しまっせ。
テーマにまつわる本を持ち寄った登壇者が黒板に描き書き、話をするで!
みなさん一緒にどうでっか?会場で待ってるで〜!

ドラフト・ライブラリー@明窓館 ギャラリーTerra-S
「書を拾い、読んで、書いて、しゃべるでしかしッ!」

日時:4月19日(火) 18:30-19:30
場所:ギャラリーTerra-S
テーマ「忘れる」
登壇者:森原規行(デザイン学部教員)+多賀琢也(デザイン学部卒業生)+新道牧人+小出麻代
グラフィックレコーディング:山本理恵子+中野裕介+学生

日時:4月23日(土) 14:00-15:00
場所:ギャラリーTerra-S
テーマ「無駄」
登壇者:姜竣(マンガ学部教員)+中野裕介+中村裕太
グラフィックレコーディング:山本理恵子+学生

日時:4月25日(月)18:30-19:30
場所:ギャラリーTerra-S
テーマ「無」
登壇者:久門剛史+山本理恵子+劉李杰
グラフィックレコーディング:中野裕介+学生

ドラフト・ライブラリー@悠々館 食堂前
「書を拾い、読んで、書いて、しゃべるでしかしッ!」

日時:4月24日(日) 11:30-12:30
場所:悠々館 食堂前 →明窓館2Fエントランスに変更となりました。
テーマ「食」
登壇者:清水貴夫(国際文化学部教員)+米原有二+武田俊彦
グラフィックレコーディング:山本理恵子+中野裕介+学生

いずれも入退場自由、直接会場へ!

ドラフト・ライブラリー 2022年度開催風景

プロジェクトメンバー

中村裕太、中野裕介、伊藤まゆみ、小出麻代、佐藤光儀、新道牧人、武田俊彦、久門剛史、宮永亮、山本理恵子、米原有二、劉李杰

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什器制作=タケダ工作所
広報物編集=小出麻代、山本理恵子
広報物デザイン=伊藤裕
広報物イラスト=山本理恵子
映像記録=大西健太、木原庸造、時津天表、山田悠人(以上、芸術学部学生)
映像編集=時津天表、山田悠人(以上、芸術学部学生)

*本展は京都精華大学学長指定課題研究費の助成を受けています。