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展覧会Exhibitions
Cycle -Kyoto Seika University Textile Course 4th Grade Students Show-
京都精華大学芸術学部テキスタイルコース 4回生織ゼミ有志展
2021.03.31 - 2021.04.10
- 開場時間
- 12:00~18:00
- 休場日
- 4/4(日)、4/5(月)
- 入場料
- 無料
- 会場
- 京都精華大学サテライトスペースDemachi
- 出品作家
- 叶 昕琇、今井木野美、神谷菜帆、杉浦野々花、濵島彩絵、村岡拓巳
- 主催
- 京都精華大学芸術学部テキスタイルコース4回生
概要
人は一生の中で他の誰かと繋がり、集団つまり社会の一員となる。そして社会には、守るべきルールや主義、共有すべき価値観といった目的があり、人それぞれにも信じる物事がある。
社会が抱える問題を人同士の信念の衝突や歪みは産むが、反対に共感しあえるのもまた人同士である。本展覧会「Cycle」は京都精華大学テキスタイルコースの6名を主体とし、人の想いが交錯する社会を、織りやフェルト技法を駆使し、6名それぞれの目線から多面的に表出した展示である。
作家プロフィール
叶 昕琇
「社会との関わり」というテーマから、思い浮かぶのがストレスです。人は生活の中で、たくさんのストレスがたまっていると思います。それの原因も、人それぞれです。私はストレスを解消するには、他人からの慰めの一言が大変効く方法だと思っています。
今井木野美
自然環境から発想を得て、生命力をテーマにした織りの作品を制作。
神谷菜帆
主に織技法で作品を制作。水辺といった自然環境からモチーフを選び、生物のもつ鮮やかさや水の透明感に加え作品を通して人に伝えたい本音を表現のテーマとしています。
杉浦野々花
日々を送る中でふとした瞬間に考えること、感じること、それら昨日とは少し違った一瞬を主に染織技法を用いて表現しています。
濵島彩絵
主に織り、フェルトで作品を制作。インターネット社会やデジタル関連をモチーフとして取り上げる事が多く、混色の少ないはっきりとした色合いの作品を作っている。
村岡拓巳
私は普通に生きていると見落としてしまう、例えばバナナの皮の裏側や道端のBB弾といった、日常におけるものや生きものの表情に興味があります。
そして、織りの制作では使われる事があまりない、ビニール紐やチョコの包み紙を素材に制作します。
私は日常の知らない表情を表現するために、異質な素材を糸や布と組み合わせて、そうすることで自分の表現を新たに生み出したいのです。
展示風景