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展覧会Exhibitions
消滅と再生、幻想の物語
2018.02.28 - 2018.03.09
- 開場時間
- 10:00~18:00
- 休館日
- 日曜日
- 入館料
- 無料
- 会場
- 京都精華大学ギャラリーフロール
- 主催
- 山羽春季 Yamaba Haruki
概要
本展はプロの作家を目指す、日本画専攻4年生の山羽春季の個展です。
デザイン、イラスト、半年間のドイツ留学、日本画と一つの場所にとどまらず、多様な芸術分野の下で4年間を過ごしました。
今回の作品展ではその集大成として、和紙に墨、染料を使い滲みを活かしながら身体の動きの美しさを表現した作品を発表します。
タイトルの『消滅と再生、幻想の物語』はギリシャ神話の一つ「オルフェオとエウリディケ」から影響を受け命名しました。黄泉の国にいった亡き妻のエウリディケを夫のオルフェオが迎えにいく物語です。
オペラにもなったこの神話を、ドイツを代表する現代舞踊家のピナバウシュが振り付けし、踊りと歌が同じ舞台で共鳴する作品を発表しました。その作品をみて深く感動したのがきっかけとなり、現在の表現方法に至ります。
美しい死の楽園で過ごしたエウリディケは現世の苦悩に耐えられず、生き返ることなくオルフェオと別れます。花が咲く幸福な黄泉を讃え精霊と踊るエウリディケや、琴の名手であるオルフェオの、妻を失った嘆きが幻想的な話を美しく飾ります。
この生と死の物語を表現するために、滲み止めの効いていない和紙の紙の色を残しながら制作しました。
出品作家
山羽春季 Yamaba Haruki
「Elysion」2016
2014年
- 4月
- 京都精華大学 デザイン学部 イラストコース 入学
- 11月
- 三菱商事アート・ゲート・プログラム第25回入選
2015年
- 4月
- 銀座かわうそ画廊 個展
2016年
- 4月
- 日本画学科へ転学科
- 11月
- ギャラリーフロール巨人展小人展 出品
2017年
- 2月
- 京都丸太町Art Space MEISEIギャラリー展示
京都花鳥館賞 入選 - 3月
- 三菱商事アート・ゲート・プログラム第34回入選
- 4~9月
- ドイツ、カッセル美術大学交換留学
2018年
- 2月
- 京都丸太町Art Space MEISEIギャラリー展示
- 3月
- 第2回京都学生オークション 入選