展覧会Exhibitions
ダウジング
2016.05.10 - 2016.05.20
- 開場時間
- 10:00~18:00
- 休館日
- 5月15日(日)
- 入館料
- 無料
- 会場
- 京都精華大学ギャラリーフロール
- 主催
- ダウジング運営委員会
- https://m.facebook.com/events/959739487481074?fref
概要
本展は京都精華大学の授業「現代アートプロジェクト演習4」(2015年度)を履修した学生による展覧会である。授業では自分たちの作品は出展せず、キュレーターという立場で展覧会を企画・運営を行った。そうした立場を経験した、我々の制作者のみの感覚にとらわれない感性や表現方法を発表する場にしたいと考えている。さらに、2014年度に同授業を受講した者や卒業生も数名交えて、学年やコースの壁を越えた幅広い表現方法について研究したい。
ダウジング(Dowsing)とは、地下水や貴金属の鉱脈など、地表に現れていない物を探すという意味を持ち、本展においてはまだ地表に現れていない様々なジャンルの作家の魅力を、グループ展ならではの作品同士の行き交いや、やり取りを通じて、発見、発掘できる場にし、また、ギャラリーフロールの展示空間が完全なホワイトキューブではなく、まるで地中に存在する洞窟のように感じられる空間を活かした展示を行いたい。
みんなそれぞれに個性を持ちバラバラではあるが、何処にいてもみんな表現していたいという思いは共通認識である。それを踏まえて今回の展示に臨みたいと考えている。
出品作家
大川内祐太
京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース在籍。
様々な見え方ができ、見た時に直感的に訴えかける作品を制作。制作するためのモチーフは主に果物を扱っていて、親が果物屋を営んでおり、生まれたときから自分自身の人生と強く密着している。これらの要素を作品に吹き込んでいき、完成へと向かっている。
髙畑紗依
京都精華大学大学院芸術専攻科博士前期過程在籍。
1993年大阪生まれ。日常的に目にするものの中で見過ごされる些細な出来事を留めるための絵画を主に制作している。
冨田結衣
京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース在籍。
1995年兵庫生まれ。動きや、形を模した不明瞭な線を扱い、人物やモチーフを表現したドローイングを主に制作している。
友尻小麦
京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業
1993年大阪生まれ。日常の生活から、気になったことを拾い上げて作品づくりをしている。自分以外の人と芸術で関わることにも興味があり、対面型鑑賞やワークショップ、他人同士が偽の家族になって過ごすイベント「家族ごっこ」などを試みている。
中村朱里
京都精華大学芸術学部メディア造形学科映像コース在籍。
1994年大阪生まれ。瞬間瞬間を切り取るように、「静かさ」の持つドラマ性の中に衝動的な感情を感じさせる作品をつくる。
難波放課後秘密倶楽部
なにもつくらなくて良いという出発点からなにかしようとしています。6月20日生まれ。B型。右利き。171cm/59.5kg。オシリペンペンズ研究会所属。大乗芸術派。
姫田麻衣
何もできないひと。何かやれることはないけど、やれないこともない。3月28日生まれ。血液型不明。右利き。157.5cm/44.4kg。元ナムジュンパイク(京都)、現在無所属メンバー募集中。B型男子要相談。
リ ブンキ
京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース在籍。
洋画専攻であるが、立体作品や面白そうな素材や技術なども積極的に取り組んでいる。人と人との関係や、人間と自然との関係、世界の起きることに興味があり、それをどのように表現するのかを現在の課題としている。
記録