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展覧会Exhibitions

十五周年記念 華展 -つながり-

2012.11.01 - 2012.11.03

開場時間
11月1日(木)12:00~17:00
11月2日(金)10:00~17:00
11月3日(土)10:00~16:00
入館料
無料
会場
京都精華大学ギャラリーフロール
主催
京都精華大学 嵯峨御流華道同好会

概要

京都精華大学 華道部同好会は、今年創立十五周年を迎えます。
つながりというテーマには、生け花によってつながれてきた過去と現在のつながりや、人と人とのつながりを大切にしたいという思いを込めました。
十五周年という節目にあたる展覧会にふさわしく、陶芸コースの部員がつくった大型のつぼや水盤、貴重な植物を多種使用して作品展示を行います。また、長い竹を組んだ作品など、広い空間を存分に活かした大作にも挑戦します。部員たちが全力をつくした作品をどうぞお楽しみ下さい。

嵯峨御流とはー
平安時代の初め平城天皇が神泉苑に行幸された折に、皇太弟賀美野親王(後の嵯峨天皇)が菊の花を挿して、「宮人の、その香に感 づる藤袴、君のおほ物、たをりたる今日」と詠われたことが、『類聚国史』に記されています。また嵯峨天皇は、大沢池の菊ケ島に咲く菊を手折られ、 瓶に挿されたところ、その姿が自ずと天、地、人の三才の美しさを備えていたことに感動され、「後世花を生くるものは宜しく之を以て範とすべし」といわれたと伝えられています。 こうした嵯峨天皇の自然や草木に対する慈しみの心(精神)が礎となっているのが、いけばな嵯峨御流です。

今回の展示を通して、生け花に関わる文化と伝統、癒しと感動を皆様にお伝え致します。

記録