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展覧会Exhibitions

日・韓マンガ、アニメーション大学交流展

2009.10.08 - 2009.10.18

開場時間
10:30〜18:30
休館日
水曜日
入場
無料
会場
京都精華大学ギャラリーフロール1階(常設展示室は除く)
主催
日・韓 マンガ、アニメーション大学交流展実行委員会
主管
京都精華大学・極東大学校

概要

日韓マンガ・アニメーション交流展を誠におめでとうございます。

極東大学のマンガ・アニメーション学科は2007年学科が独立した以来、実用教育と国際化教育の新しい教育パラダイムを立てようと沢山の試みと努力をして来ました。マンガ・アニメーション学科はまだまだこれからですが、国際化教育の始発点となる第1回日韓交流展は意味深い展覧会になると思います。

京都精華大学のカートゥーン学科は、40年の歴史を誇る学校として韓国人の留学生を始め、全世界の留学生が400名を超える国際的な学校です。日本のマンガ・アニメーションはアメリカのディズニーアニメーションと共に世界アニメーション市場のり両軸として、特に日本マンガの先頭に立っているような存在がまさに京都精華大学のカートゥーン学科です。

極東大学マンガ・アニメーション学科は韓国では韓国放送KBSと唯一に産学協力を結び、ドラマ特殊映像を担当していて、京都精華大学出身の優秀な先生方々と共に、国内最高のアニメーション学科を追求しています。この時、歴史の深い京都精華大学のカートゥーン学科と肩を並べ展覧会を主管することは大変感無量で誇りに思っております。今回京都精華大学ギャラリーフロールで開かれる両大学の交流展覧会は、極東大学マンガ・アニメーション学科と京都精華のカートゥーン学科と文化の交流を通じて共通の関心事である文化コンテンツをより発展させる土台にあると信じております。

今後持続的な交流により両大学の学科がより暑い信頼関係で結ばれることを願っています。又、1年余り準備したマンガ・アニメーション学科の先生方と学生たちの汗と苦労が美しい実りへとつながるように願います。又、日韓国際交流展が極東大学の他の学部にもいい模範になることを覚えていただきたいです。

再び、日韓マンガ・アニメーション大学交流展、誠におめでとうございます。

極東大学総長 リュ・ギイル

<日・韓マンガ・アニメーション大学交流>展に寄せて

私たち京都精華大学と韓国の諸大学とのつながりは長い歴史をもっています。キャンパスには多くの韓国からの留学生がおり、日本文化を吸収しながら、次代の韓国、のみならず東アジアの文化を創造しようとしています。このことは、とくに、マンガやアニメーションの領域では顕著です。

現在、日本のマンガ・アニメは新しい段階に入ってきたと思います。世界のさまざまなマンガと関わりながらも、これまで独自のマンガ文化を築いてきた日本ですが、これからは「融合」が重要なものになるでしょう。「融合」とは、日本のマンガ・アニメが世界と交わり、そこから普遍的なマンガ・アニメ文化が生成される、という意味です。それによってマンガ文化は、マンガ・アニメという領域を超えた、文明論的な規模をもつことになります。したがって、交流がとても大切です。今回の展覧会は、未来に向けたひとつの歩みです。

京都精華大学 島本 浣