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展覧会Exhibitions

ショートプログラム報告展

2005.11.17 - 2005.11.22

開場時間
10:30〜18:30
休館日
水曜日
入場
無料
会場
京都精華大学ギャラリーフロール
主催
京都精華大学

概要

 京都精華大学人文学部では、学生たちが国内外の現場に足を運び、その土地の文化、社会、環境や言葉を学ぶプログラムがあります。「国内現地研究」及び「海外現地研究」という科目です。2週間から1ヶ月程度のショートプログラムで、主に夏期休暇期間に実施されます。

 語学中心のスクーリングを行う「語学研修型」プログラムでは、今年はアイルランド(英語)、シンガポール(英語)、韓国(韓国語)、中国(中国語)、フランス(フランス語)、そしてコスタリカ(スペイン語)の国々への参加がありました。ホームステイなどで現地の生活を体験しながら、集中的に語学の勉強をしました。「テーマ設定型」と呼ばれるプログラムでは、学生たちが東チモール、タイ、ドイツ、マラウイ、そしてマリなどへ赴き、現地の人々の暮らしや、まちづくりのあり方、固有の文化の継承などを学んできました。

 国内のプログラムでも各地に関連したテーマが設けられました。今年は旭川、滋賀(湖西地域)、水俣、沖縄の4ヶ所でプログラムを実施し、教室では得られない体験をしてきました。

 「行動する人文学」を標榜している京都精華大学では、学生が現場に出て学ぶ機会を様々なかたちで提供しています。学生たちは現場での体験や交流を通して、考えさせられることが多かったのではないでしょうか。今回の「ショートプログラム報告展」では、学生たちが五感で感じてきたさまざまな「輪-つながり」を、それぞれの方法で表現してくれるものと思います。この機会により多くの方々に、学生たちの成果をみていただければ幸いです。

京都精華大学人文学部
ショートプログラム報告展 担当教務委員