プログラムPROGRAMS
ワークショップ「絵とAIイメージの往来に起こること」
2024.11.23
「Seika Artist File #2『Imagined Sceneries ―7つの心象風景をめぐる』」関連イベント
- 講師
山本理恵子(本展出品作家)
- 日時
2024年11月23日(土)13:00-15:30
※ワークショップ終了後、アフタートーク
- アフタートークゲスト
倉地宏幸(大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 准教授)
- 会場
ギャラリーTerra-Sほか
- 定員
10名 ※小学生は大人1名付き添いのもと、ご参加ください。
- 参加費
500円(本学学生は無料)※要事前申込・先着順
概要
AIの使用に必要なリテラシーや著作権の基礎を学んだあと、最初にAIに読み込ませるためのドローイングを描きます。今回使うAIアプリは色をよく反映するものです。これを念頭にドローイングを描いてみます。
次にアプリに描いたドローイングを読み込ませプロンプト(指示書)を操作します。プロンプトを変化させながら、さまざまなバリエーションをたくさん生成させます。のちにその中から吟味し描きたいものを1枚だけ選び、その生成イメージを見て模写をします。「もっとこうしたい」、「ここは描きたくない」などアレンジを加えてもかまいません。
最後に、オリジナルのドローイング、AIが生成したイメージ、それにアレンジを加えながら模写した絵を3枚ならべて、「描く行為」について 参加者の描いた絵をもとに考えてみましょう。
コンセプト
芸術表現において、自動生成AI 使用の是非は今まだ議論されているところです。ですが、好む好まざるに関わらず、いずれ私たちの暮らしに馴染んでくるかもしれません。自我も人格も持たないAIのもたらすイメージと、身体や知覚、心象を持つ人の描くイメージとが触発しあい、絵が描かれるとき、どのようなことが起こるのでしょうか。(山本理恵子)
アフタートークゲストプロフィール
倉地宏幸(大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 准教授)
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を卒業後、Fabrica-Benetton、IAMAS(旧:岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)を経て、2005年より大阪電気通信大学に勤務し、グラフィックデザイン、Webコミュニケーション、デジタルファブリケーションなどの授業で教鞭を取る。京都精華大学との関わりとして、「中野裕介/パラモデル 個展「よろぼう少年、かなたの道をゆく▷▷▷《俊徳丸伝説》であそぶ」東大阪市民美術センター」におけるゲームプログラミング、「中野裕介/パラモデル 個展「かなたをよむ:海と空のあいだのP」不知火美術館・図書館」における映像制作など。
https://kuralab.main.jp/
参考写真
「オノマトペで見る小さな世界」
関西・大阪21世紀協会 学校アートプログラム
申し込み方法
下記の申し込みフォームよりお申し込みください。定員に達し次第、締め切ります。
●申し込みフォーム
https://forms.gle/NpEbnKDEETmbcL8g8
[お問い合わせ]
gallery@kyoto-seika.ac.jp(担当:伊藤)